NPO法人「福祉ワーカーズ泉ヶ丘ホープ」

2月 25th, 2009

NPO法人「福祉ワーカーズ泉ヶ丘ホープ」

代表理事 中島紀子様への取材

取材日時 平成20年12月27日

午後4時~5時

 

どうして、このような活動をされるようになったのでしょうか。

 

誰もが住み慣れた場所で親しい人たちとずっと一緒に暮らしていける、そんな社会が実現したらどんなに安心できることか。そのような社会を実現させるための仕組みを、誰かに雇われるのではなく、自分たちで考え、話し合い、共同で働く「ワーカーズ」で作っていこうという、3級ホームヘルパー4名の呼びかけから、私たちの活動は始まりました。当時、このワーカーズの立ち上げを支援し、地域福祉活動を進めていた、旧泉北生協(現エスコープ大阪)の応援の下、呼びかけに応じた15名のメンバーで、1998年5月「福祉ワーカーズ・コレクティブ泉ヶ丘ホープ」を設立しました。

生協本部に机ひとつの事務所スペースを貸していただき、メンバーは2級ホームヘルパー講座を受講し勉強を続けながら、手作りのチラシを配り、活動を地域に広めていきました。ただし、チラシを見て連絡される方はほとんどいらっしゃいませんでした。生協の紹介で連絡される方がほとんどでした。

 

2004年12月に念願のNPO法人格を取得しました。NPO法人「福祉ワーカーズ泉ヶ丘ホープ」の設立と同時に、地域の中で私たちの活動に賛同してくださった方が所有されている一軒家を格安の条件で貸してくださることになり、拠点「ほーぷ広場」がついに誕生し、現在31名のメンバーでホームヘルプだけでなく、地域交流や子育ての事業も展開しています。

私たちは、介護保険制度のない時代から地域で様々な困難をかかえる方々のために活動を展開していますが、高齢化や核家族化の進行によって、地域社会のニーズはますます多様化しつつあります。産前産後の家事援助、病児保育、働く女性の家事援助、高齢、病弱な方の介護、家事援助、通院、買い物の付き添い、お話し相手など実に様々なニーズがあります。

このような地域の方の求めに迅速に対応し、かゆいところに手が届くきめ細かいサービスを提供することをモットーに、常にスタッフ全員で話し合い、一件一件の依頼に誠実に心を込めた対応をすることによって、徐々に利用者が増え、毎日地域のどこかでホープのエプロンをつけたワーカーが仕事をしているという状況です。

 

 

現在どのような活動をされているのでしょうか。

 

活動の理念

 

誰もが、最後まで人間として人間らしく生きたい、住み慣れた場所で慣れ親しんだ人たちと安心して暮らしていきたいと願っています。

そんな当たり前の願いを叶えるために私たちは、自らの持てる時間と能力を持ち寄り、住民参加型の助け合いシステムを基本とした在宅支援サービスを提供します。

また、赤ちゃんからお年寄りまで地域の中で気軽に交流できる場を作っていきます。

 

事業内容

 

【介護保険サービス】

   ★ ケアプラン作成・介護相談

  ★ ホームヘルパー派遣

 

【訪問援助サービス】

 ★ 暮らしの中の「困った」をサポートする在宅援助サービス

(どの世代の方も利用可能)

 

【地域交流】

  ★ ティータイム

   地域の方にお茶とお菓子でゆったりと過ごせる場を提供します。

  ★ パソコンサークル

    パソコンの勉強を通じて、地域の方の生きがい作りを支援します。

  ★ 歌のサークル

   懐かしい歌をみんなで一緒に歌っています。ピアノ伴奏あり。

  ★ 折り紙教室

   指先を動かし頭の体操にぴったりです。季節を取り入れながら毎回素敵な作品を作っています。

  ★ 絵手紙教室

   季節の綺麗な草花などを画材に楽しく描いています。

 ★ 麻雀サークル

   初心者でもOK。純粋にゲームを楽しむ麻雀です。

 ★ イベント

   お花見会、お菓子作り教室、夏休み子ども企画、リメイクファッションショー、シャンソンショー、つるし柿作り、クリスマス会、

     しし鍋会など月1回程度開催。

         

 

【子育て支援サービス】

 ★ ちびっこ広場

   核家族、少子化で孤立しがちな子育てを応援します。

 ★ 育児支援ヘルパー派遣

   出産前後2ヶ月以内の方、多胎児を出産後1年以内の方にヘルパーを派遣します。堺市の委託事業ですので堺市に申請

   が必要です。

 

 

今後どのように事業を発展させたいと思っていますか。

 

1 地域の交流事業をもっと広げていきたい。そのために、施設をバリアフリーにし、車いすでも自由に利用できるようにしたいと

  思っています。

 

2 泉ヶ丘地区、栂地区を活動範囲に、もっと地域に密着した活動の輪を広げたい。

 

3 制度の谷間にあって、公的介護保険サービスだけでは解決できない様々な生活上の困難をかかえている方が増えていま

  す。そのような高齢の方などによりきめ細やかなサービスを提供していきたい。

 

 

高齢の方は何が必要だと思われますか。

 

電球の取り換え、自動車で買い物に付き添ってほしい等、家事のちょっとしたサポート。話し相手がいなくて孤独な方も多いので、話し相手が必要だと思います。地域の小学生との交流を望まれている方もいらっしゃると思います。

 

最後に取材を通じて受けた印象を報告します。

 

「赤ちゃんからお年寄りまで希望あふれる街づくり」を目指す「福祉ワーカーズ泉ヶ丘ホープ」のこれまでの活動を熱心にお話しいただきました。

10年間の活動を通じ、地域福祉の発展に大きく貢献された実績に心からの敬意を表したいと思います。ホームヘルパーの講習を受けたことがきっかけで、地域の福祉に関心を持った人たちが、本当に手作りで大事に事業を育ててこられた様子が取材を通じて切々と伝わってきました。

今後も地域で福祉活動の輪をさらに広げ、多くの方々に生きがいを与え、生活に困難をかかえる人たちの支えになっていただきたいと大いに期待致します。

NPO活動で多忙を極めていらっしゃると思いますが、突然の取材依頼にもかかわらず、快くご協力いただき心からお礼申し上げますとともに泉ヶ丘ホープ様の今後のご発展をお祈り申し上げます。

また、地域のまちづくり活動で連携させて頂く機会を作っていきたいと思いました。

 

取材のあと

12月 16th, 2008

1 すぐに記事をまとめる

2 校正のお願い 

 原稿(タイトル 記事 写真)を書いて、確認してもらう。

3 記事の了承をいただいたらOK

いざ、取材!

12月 16th, 2008

1 あらかじめ質問状を作っておく

2 過去、現在、未来について尋ねる

現在 いま何をやっているのか

過去 どうして、こういうことをやるようになったのか?

未来 今後どうしていきたいのか?

   最後にどうまとめるかが大事

3 カメラ、ビデオの撮影

 相手の了承を得ること!外観を取る際にも許可を得ること

4 ボイスレコーダーの利用

 必ず相手の了承を得ること!

取材の前に

12月 16th, 2008

1 身だしなみをきれいに

2 遅刻をしない

3 あいさつをする

4 名刺を渡す

取材するさいの心構え

12月 16th, 2008

取材する人と取材される人とではインタビューされる人のほうが立場が上です。

インタビューしてやるというような態度はやめましょう。

Y.Sさんインタビュー

12月 9th, 2008

Y.Sさんが生まれたところは、西淀川の千船です。淀川の支流で、河口まで少し距離がありました。

子供のころは、神社の境内などで缶蹴り、ベッタン、ラムネ、鬼ごっこなどをして遊びました。

有線通信士の資格があり、通信関係の会社に就職したのですが、技術の進歩が速く、次第にその資格を生かす職場から離れ、総務の仕事を最後に退職したそうです。現在は無職とのことです。

得意はフライングタッチでキー入力ができるそうで、経歴からパソコンが得意そうな印象を受けました。

最後に携帯電話の話になり、現在、各社の競争により、急速に技術が進歩していますが、ほとんど使われない機能も多いと思われます。YSさんのお話では、今後、本来の携帯電話の機能がより重視され、衛星対応により世界中どんな場所でも通話ができること、GPSにより、位置情報など重要になるとのことです。

人に伝わる文章の書き方

12月 9th, 2008

1 分かりやすく、簡単な言葉で

2 正確、的確に

3 短く、コンパクトに

取材のために必要なもの

12月 9th, 2008

1 ノート

2 筆記用具

3 カメラ

4 ボイスレコーダー

5 事前にできるだけ相手のことを調べる

最後に一言

11月 25th, 2008

ブログ講座に参加して曲がりなりにも取っ掛かりができました。

何とかものになるように、これから努力します。

練習

11月 12th, 2008

こんにちわ