京都やきものミュージアム巡りに満喫

12月5日思いっきり京都(焼き物に関した)ミュージアム巡りをした。泉北を出て、まず最初に着いたのは高麗美術館。たどり着くのに約3時間、東京行きと同時間かかったが雨の紅葉に佇む京都は素晴らしかった。「鄭」氏が初めて朝鮮白磁に目覚め購入した<白磁の「壺」>を鑑賞した。高麗・朝鮮の陶磁器はまろやかに包み込むようなやさしさがある。しばし鑑賞したあと、高麗青磁等にあしらわれている「六鶴図」の意味について研究所のEさんにメールで回答をお願いした。また、朝鮮白磁の5本爪の龍は中国の皇帝を表現しているのと違い朝鮮王を意味するとのことだった。5本爪、4本爪、3本爪の「龍」がいるが、日本には5本爪の「龍」は存在しない。次に、京都造形芸術大学で開催中の「芸術と生活の根(プリ)-李朝の興ー」を鑑賞、焼き物は鶏龍山の作品が数点展示してあった。また、可愛らしい「虎」の図柄の軸、胸当てもあった。                                                                                                           

 

このあと、尾形光琳、乾山が眠っている「妙顕寺(塔頭:泉妙院)」を訪れたが、閉門していてお参りはできなかった。 
続いて堀川通りに面した裏千家の「茶道資料館」に行き「秋季特別展ー鎌倉時代の喫茶文化ー」を鑑賞した。東洋陶磁美術館の「(国宝)油滴天目」が中央に(托無し)で展示してあった。見学後、お茶を一服して退出した。
妙顕寺  

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