先日、取引のある会社の方から電話が何度もあった。担当者でもないのに何だろう・・・?担当者が代わるのかしら?と思いながらかけなおすと、思いもよらぬ言葉が返ってきた。
「実は、担当をしておったKが7月に亡くなりまして。。。ご挨拶が大変遅くなり申し訳ありません。」わが耳を疑った!えっ、まさか!そんなばかな!!
担当だったKさんは、高校生と中学生の男の子をもつ40代のお仕事大好きな、バリバリのキャリアウーマンだ。きびきびして押しも強く、男性的な営業ウーマンだった。サバサバしたところが好感が持て、同じく営業をしている私と気が合った。
お互いにサッカークラブチームに属する中学3年生の子どもがいたため、試合会場でも出くわし、「今日は、どっちが勝つかな?!」と、お互いに応援に熱が入ったものだ。 7月に亡くなっただなんて・・・確か、7月に試合でお会いしたはずだったけど、がんで亡くなっただなんて、到底信じられなかった。
ふと、彼女の携帯電話番号に電話をしたくなった。どうせ繋がらないよ、と思いながらもコールした。すると、電話が繋がり、長男さんが電話に出てくれた。「お花を贈りたいので御自宅の住所を教えて欲しい、と伝えると「父に代わりますので、お待ちください」という。
ご主人さんからお話を聞くことが出来た。2年前に乳がんが見つかったときに、余命宣告を受けたらしい。が、彼女は会社の誰にも告げることは無く(家族だけが知っていた)、日々を楽しみながら淡々と過ごされていたようだ。亡くなる1ヶ月前まで大好きな仕事をバリバリとこなし(6月時点で支店で最高の売上げを上げて、報奨金までいただける予定だった)家事もこなし、最愛の息子のサッカーの試合の応援に出かけ、愚痴一つこぼさず、自宅療養の果てに亡くなられたようだ。
「家内は立派でした。僕は彼女を尊敬しています。子どもたちにも、伝えないといけない大切なことはきちんと伝え、人生に何も悔いは無い。強いて言えば、孫の顔がみたかったなぁ・・・」と仰って息を引き取られたそうだ。
自分の人生を最後まで楽しんで全うし、見事に駆け抜けていった人です。私も見習わなくては。もっと色んな、深い話をしておけば良かったなぁ・・・
これからも、人との出会いやふれあいを大切に生きよう。この日、この時は二度と返ってはこないんだから。神様に与えられたこの命、多くの人に支えられているこの命を私に与えられているミッションを探しながら明日からも生きていこう!
Kさん、ありがとう。大切なことを教えてくれて、ありがとう。