堺自然ふれあいの森: 1992年12月、堺市は市民の圧倒的な反対の声を背景に申請のあったゴルフ場計画に不同意したが、同時にこの地域の開発を前提とした「ゆとりとふれあいの場構想」を打ち出した。 一方、鉢ケ峯の自然を守る会など自然保護団体から提案のあった、こんな里山がいいなあ!(里山公園構想)なども取り入れ誕生したのが「堺ふれあいの森」である。
2009年2月 のアーカイブ
堺自然ふれあいの森
2009年2月1日 日曜日COP10
2009年2月1日 日曜日COP10: 生物多様性条約の目的は、①生物の多様性の保全 ②生物多様性の構成要素(遺伝子・種・生態系・景観)の持続可能な利用 ③遺伝資源の利用から生ずる利益の公正で衡平な配分
「えなが」
2009年2月1日 日曜日「えなが」に掲載の代表的な案件: ●第二豊田川と法道寺川合流点の護岸工事等について ●南部丘陵地の自然環境保全等について ●狭山池ダム改修工事について ●堺市の生き物調査に参加 ●地球温暖化防止国際NGOシンポジウムに参加 ●こどもエコクラブ支援 ●堺市都市計画マスタープラン説明会に参加 ●槙尾川ダム計画シンポジウムに参加 ●天野山ゴルフ場拡張計画について ●緑のミュージアム造成工事について ●鉢ケ峯公園墓地拡張計画について ●東西道路建設工事計画について
共生の森
2009年2月1日 日曜日共生の森: 大阪湾にのぞむ産業廃棄物処分場跡地・堺第7-3区で府民、NPO、企業、行政などが力を合わせて、約100ヘクタールの「共生の森」づくりに取り組んでいる。日本野鳥の会大阪支部では、共生の森周辺で鳥類の生息調査を続け、絶滅危惧種「チュウヒ」を確認し、生息環境の保全を目指している。
『堺野鳥の会』
2009年2月1日 日曜日『堺野鳥の会』: ●名称:堺野鳥の会(コゲラクラブ) ●代表:清水俊雄 ●所在:〒590-0133堺市南区庭代台1-23-5-206 ●連絡先:Tel&Fax 072-299-1779 ●活動分野: 野鳥観察、自然観察、自然保護、環境教育、森林保全、里山清掃
断層亀裂
2009年2月1日 日曜日断層亀裂: 堺南図書館で閲覧できる同会会報(96.10月第53号)によると、「自然保護の心を育てよう」と題する会員の投稿記事が掲載されている。 要旨は ”ただ鳥を観るだけでなく、自然を守ることに関心をもち、地域に貢献できる団体でありたい・・・” との意見である。 この投稿に対して ”観るだけの会でよいではないか” との反論が掲載され、双方意見群がおそらく紛糾したものと思われる。
環境保全活動
2009年2月1日 日曜日環境保全活動: 取材者の目についた1987~1997の活動項目
1987年11月、「治水ダム化改修工事に伴う野鳥保護問題についての要望事項」大阪府へ申入れ(狭山池改修関係) |
1988年4月、「泉北野鳥展」で、狭山池ダム化工事問題提起(4.20付サンケイ) |
1988年11月、狭山池ダム化工区事務所へ要望事項申入れ |
1989年3月、「狭山池ダム化改修工事に伴う野鳥生息環境保全についての要望書」大阪府知事・狭山市長ほかへ(藤原会長名で) |
1990年11月、「野鳥生息環境としてのため池」(ため池を語るつどいで清水氏講演) |
1990年11・12月、「南大阪の野鳥戸籍調べ」実施 |
1991年2月、「鉢ケ峯ゴルフ場問題緊急会議」出席 |
1991年2月、「自然環境を考える近畿連絡会」出席 |
1991年3月、狭山池ダム建設工区事務所へ申入れ |
1991年4月、「鉢ケ峯の自然環境とゴルフ場問題を考える会」立上げ |
1992年1月、堺市長と堺市議会へゴルフ場中止を陳情(37,493名署名添) |
1992年12月、堺市はゴルフ場開発に不同意。「ゆとりとふれあいの場構想」推進協議会設立を発表(新たな危惧が発生) |
1993年4月、「・・・ゴルフ場問題を考える会」をポストゴルフ場問題に対応すべく「鉢ケ峯の自然を守る会」に改め、再スタート |
1993年9月、「鉢ケ峯公園墓地拡張予定地についての要望書」堺市長へ提出 |
1993年11月、「鉢ケ峯元ゴルフ場計画地の自然の保全を求める陳情書」堺市長へ提出 |
1994年3月、「南部丘陵地基礎l調査及びゾーニングについての申入書」堺市長へ提出 |
1994年4月、「オオタカの森を守ろうシンポジウム」開催 |
1995年10月、「ゆとりとふれあいの場構想基本計画案に対する要望書」堺市長へ提出 |
1996年5月、「鉢ケ峯地区第二豊田川の浚渫工事の中止を求める要望書」鳳土木事務所へ提出 |
1997年2月、「鉢ケ峯地区東西道路建設についての陳情書」堺市長へ提出 |
1997年6月、「ほたるフォーラム」開催 |
中止要望書について:
2009年2月1日 日曜日中止要望書について: 野鳥を愛する人たちが、野鳥の住む環境を保全しようと動くのは自然な行動なんだろう。 会を創設した先輩達は、会を立ち上げて3ケ月後には、環境保全への行動を起こしている。
「泉北野鳥の会」
2009年2月1日 日曜日「泉北野鳥の会」創設当時、野鳥観察界で超有名なお人が泉北の槙塚台にお住まいであった。 日本野鳥の会大阪支部長の藤原廣蔵さんである。 藤原さんは日本野鳥の会創設4年後(1938年・昭13年)同会に入会され、後にその功績により勲五等瑞宝章を受章されている。 女性方はその立派なお方にお願いして、”会長”になってもらったという。