2009年11月 のアーカイブ

太田田根子って どこのどなた?

2009年11月30日 月曜日

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太田田根子って、聞いたことないわ。一体どこのどなた?                     あんた誰かと尋ねると、インターネットが教えてくれた。古代、泉北の、ちょっとした有名人。                               今の堺市南区三原台の北側 ”見野山”辺りに住んでいた。 時はBC一世紀の頃、史実半分神話半分の伝説の人らしい。                       

疫病が流行って民の半分が死んでいく。                        困った崇神天皇は、夢のお告げで太田田根子に大物主神を三輪に祭祀させ、国を治めた。                                           奈良櫻井三輪神社は、日本最古の神社の一つ。初代宮司ということか。

実在した初代天皇は、第十代「崇神天皇」が定説なんだって。             実在の天皇に頼まれたんなら、太田さんは実在の人だろうに・・・。

だけど、太田さんのお父さんは「大物主神」だという。                   大国主命なら因幡の白兎で知ってるが、大物主の神さんは知らんなあ。     神話の世界の人だろうに、やはり、太田さんは史実と神話の狭間にいた人なんだろうか。

それにしてもBC一世紀頃の堺・泉北に、歴史ロマンの登場人物が住んでおられたとは、また一つ郷土に関心が深まるなあ。

ちなみに、太田田根子は「オオノタタネコ」と読む男性との、インタネットの情報だ。

堺・泉北は、日本の中心だった

2009年11月27日 金曜日

最近、歴史にお詳しい先生方のお話を伺う機会があった。

そして驚いた。ボクの住む堺・泉北が、日本の中心的存在であった時期があると知った。

飛鳥時代、奈良時代は日本の昔である。 ところが泉北は、その2~3百年も前、古墳時代から平安時代にかけて約500年もの永きにわたり(あの永い江戸時代でさえも300年ない)、最先端技術でもって日本最大の須恵器生産の中心地であり続けたという。 有史時代が2000年しかない日本で、そのうち500年間、あることのトップが続いたとは、考えなくても凄いことだ。この間、日本各地から多くの人が泉北へやって来ていた。

また、16世紀の安土桃山時代、ヨーロッパで日本の地図が出版されている。その日本地図に書かれている都市名は、京の“都”と“堺”の二つだけだという。

当時、利権を求めて世界中を探し回っていた西洋人、堺へやって来て驚いた。堺の文化的先進性に目を見張った。金銀が豊富なことにも注目した。彼等は欲しいと思えば力づくでなんでも取り上げてしまう。あるいは植民地にするのが常套手段。しかし、堺をねじ伏せることはできないと見て、交易を望んだ。

世界事情に詳しい彼等が、かなり正確な地形を記した日本地図を作るにあたって、日本のあちこちを調べ上げたに違いない。 その結果が、京の都と堺を日本の代表と認めて記したものであろう。

かつて、堺・泉北は日本の中心的存在であったという、ボクがびっくりしたお話し。

戦国時代 ツワモノどもの戦いの跡

2009年11月25日 水曜日

11/25(水)、今日、ボクの脳裏に焼きついて12-26DSCN1215しまった一つの映像。

映画やテレビで、戦国時代の両軍が戦った跡、鎧兜、刀や弓矢を持ったままの死体が累々と映っているのをよく観てきた。だけど、実際はこんな情景はなかったという話。

現実には、首のない丸裸、ふんどしも付けていない死体が転がっていたのだという。

なぜか? 武将の首は高く売れたし、鎧兜、刀剣はもとより衣装からふんどしまで、死人から身ぐるみ剥いで持ち去られていたという。

民・百姓は、ふんどし一枚買うこともできない貧困状態にあった。それが、当時日本のフツウだったそう。

この話しには納得した。話してくださったのは、泉北に住まわれている偉い歴史の先生。民の視点で歴史を語ってくださるのが、その時代に生きて現場に立ち会っている気がする。

この映像は、ボクの脳裏から離れることはないだろう。

今日の日を精一杯

2009年11月24日 火曜日

DSCN1053無意識のうちに、残り時間をカウントダウンしてるんだろうか。

この世で遣り残したことあれこれと。 毎日、慌ただしく走っている。

生きた足跡を残したいのか。

今度こそ、続けよう!

2009年11月24日 火曜日

DSC00472今度こそやるぞ!。 やはり、その気で続けないと息切れする。最初はあまり頑張るまい。時事、思いつきで流しましょう。興に乗ったら掘下げよう。 ぼくのテーマは、地味で重い。避けて通っても支障もない。世間は皆そう思っている。それほど向きになることもない。四面楚歌ではあるけれど、ま、一人だけでもやりましょうかな。