強制わいせつ致傷の有罪判決うけた、精神障害の長男殺害棄の罪を問われた父(62)の裁判員裁判が徳島地裁で始まった。
弁護側が「負担が被告だけにかかり、犯罪を防ぐために殺害するしかないとおいつめられていた」と訴えた。
感想 検察側は、「被告が住んでいた八尾市の市役所、保健所、精神障害者の家族会などに支援をもとめることができた」と指摘。
しかし、血の通ったあたたかい支援、家族を孤立から救う仕組みがない日本の現状を知らない検察の指摘である。八尾市において機能
する家族会はない。社団法人大家連として考えなければならない課題である。