◆12日の土曜日に、「堺自然ふれあいの森」で「大人のための自然観察~秋の生きもの観察~」があり参加しました。当日は女性2名と男性3名の少人数メンバーでしたがガイドの木下さんの案内で樹木のようすや動物の生態についてゆっくりと「堺の自然」 にふれる事ができました。コースは、里みち~見はらし広場~尾根みちの途中から豊田川みちに降りて”ショウジョウバカマの谷”への道を引返して「森の館」へ帰る、約2時間の探索をしました。
◆里みちでは「ジャノヒゲ(蛇の髭)」を見つけました。艶々した青い実になる前の緑色をしていますが種子で、実では無いそうです。漢方では根が鎮咳や強壮などに用いられるようです。
この時期に実を付ける「フユイチゴ(冬苺)」をはじめて知りました。ガイドさんの話では食べられるとの事でした。(キイチゴによく似ていました)
◆また普段見かけることがある「ムラサキシキブ」と違って「葉の手触り」がビロードの生地のような感じの葉を持つ「ヤブムラサキ」や、いっちんクラブの名称でも知られる「シリブカガシ」の実を拾いました。皮を擦ると黒色に輝いてきました。
◆また森の中で「キリギリス」の仲間で肉食系の虫の「ヤブキリ虫」の鳴き声を聴くことが出来ました。この虫は樹木の枝など高い処でも生息するようです。(図鑑参照)
◆樹木に寄生するように生育した「ノキシノブ」や「コゲラの巣」をガイドの人が散策路で見つけて「こんな鳴き声」をしますとレコーダーで聴かせてくれました。
つづく
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