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泉北高校で行われた「おとなのための科学教室」の第3回目は生物学で「はじめてのバイオテクノロジー」でした。教室となったB棟入口には、当日の講座案内を立ちかけられていて入口で「スリッパ」にはき替えて入ります。

受付を済ませてテキストをいただき机に付くと其処には本日の課題となる実験機材がそろっていました。今日の生徒さんは9名で内一名は中学生らしき女性で早くも「小保方」さんを目指す雰囲気を持った生徒さんでした。

第2回目のテキスト(左側)と第3回目はじめてのバイオテクノロジー(右側)

実験用器材・・この他に顕微鏡も

バイオテクノロジーとは:バイオ(生物)のテクノロジー(技術)の事で古くは酵母やカビを利用した発酵、醸造・・・クローンや組織培養技術、遺伝子組換え技術、最近ではIPS細胞などの研究も含まれるそうです。

そこで実験1ではブロッコリーから核酸(DNA・RNA)の抽出を採りあげ実際にブロッコリーの「つぼみ」部分を小さくすりつぶし「塩化ナトリューム、中性洗剤、エタノール」を使ってDNA・RNAの抽出を行いました。

実験の2つ目はポマト(じゃがいも+トマト)の話からそのそもポマトは寒い地方でもトマトを作ることから開発されたが実が大きく育たなく成功しなかったそうですが、このように2つの細胞から新種開発には、それぞれの細胞をバラバラにして細胞壁の無い細胞(プロトプラスト)を作ってからそれぞれを融合する必要があるとの講義から、今回は「小松菜とニンジン」のプロトプラストを作成する実験をしました。この観察は顕微鏡での観察の為その時の画像はありませんが小松菜のプロトプラストになりつつある状態を観察でき、感動しました。

実験3つ目は酵母菌を使ってアルコールを効率よく造るバイオプラクターを作る実験

実験4つ目は万能細胞を持つ「プラナリア」の観察でした。プラナリアを切断して再生するまでの観察ですが、再生までには数週間擁すため今回は泉北高校で再生して増えた状態のプラナリアの観察までの講義となりました。

何十年ぶりかの顕微鏡による観察をして、科学っておもしろいな~ぁ!!まだまだ知らなかった事ばかりで新鮮な気持ちになりました。

 

 

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