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「世界の無形文化遺産となった和食文化」と題して泉ヶ丘センタービル3階で静岡文化芸術大学学長の熊倉功夫氏の講演があった。
この時期に「小谷城郷土館」の主催で文化財講演会があり、この度は無形文化遺産となった和食文化の講演が行われました。

名称を日本食でなく和食との命名になったいきさつや現在その和食が危機になっている事、和食を維持継続する為の活動として学校給食に「和食」を取り入れる活動など身近でわかり易くかつユウモアを交えた講演で和んだ雰囲気で聴け良かったです。

よく講演やインタビユーで「和食とは何ですか」の質問に

(1)ご飯を主食にして

(2)汁物(すいもの或はしるもの)

(3)おかず「御菜(おさい)」

(4)香物(こうのもの)お新香を言い、漬物など

普段、日本人が食べて入る食事その物である事を話されていました。

和食で良く言われる「一汁三菜」については「病草紙」の絵から古くから摂っていた食事の文化であると・・・・ 

また料理には水(軟水)や、食器(熱が直接手に伝わらない陶器)でお椀を口元まで運んで食べるマナーとか熱い汁ものをすすって飲む他、食べ方ではお箸は個々人別々の物を用いている事など他国には見られない食文化が根付いており日本人が普段行っている食生活その物が無形文化遺産になったと話されていました。

和食(日本料理)で古くからある「本膳料理・懐石料理・会席料理」の膳の配置や数の話や本来の本膳料理の膳の数、二の膳付きの結婚式での宴会写真で膳の配置などに付いて説明されていた。

一方でこの和食文化が危機にあり維持継続していく為の活動が必要と訴えられておられ学校給食に「和食」を取り入れる等の活動が必要と・・・。

今回の講演の様子ではありませんが熊倉功夫氏の「日本の食文化」の講演をネットで見つけましたので合わせてアドレスを載せてみました。

2013/03/07に公開されたものです「熊倉功夫氏、日本の食文化」
URL    http://youtu.be/p_fI49xjMLY

 

 

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