Archive for 12月, 2008

泉北から初春のお慶びを申し上げます!

水曜日, 12月 31st, 2008

明けましておめでとう御座います。本年も宜しくお願いします。

今年、穏やかな時を過ごせるのは<三が日>だけかも知れません!世の人は団塊の世代人も「セカンドステージ(セカンドライフ)」に突入と言ってますが、同世代の人は<ファーストステージ>と認識している人がアマタ居ます。私も同類です。今年は思いっきり<アホな奴!>に徹っしようと想っています。大陸にも小島にも出かけ、美食にも触れ、温存していた「想い」を爆発させる導火線創りに専念する年に…ということで今年は<あほ>な者にほどほどにお付き合いを宜しくお願いします。         一富士二鷹三茄で<富士>を載せました。 <正月花>は西宮のK女史にお願いして生けて頂きました。<感謝です!>

来年の干支<牛(丑)>の生い立ちを教えて!

日曜日, 12月 28th, 2008

<堺市中区陶器>の住人、兒山さんからメールが跳んできた。何のことかと想ったら、おうちに伝わっている「牛(ブロンズ)」の置物の生い立ちや乗っかている人物を知りたい。来年の干支にあわせ、この置物を飾りたいが、訪問客から必ず<イワレ>を聞かれる、答えられないと困っちゃうのでとのこと。このブログの<牛>を見られた方、ご一報をお願いします。*兒山邸は登録文化財の民家で「ナヤ・ミュジアム」を主宰されています。

・製作された国(日本・韓国・中国・・・?)/騎乗している人物(孔子・李白・杜甫・道真・・・?) 製作された時代(・・・・?)

紹介:http://www.city.sakai.osaka.jp/naka/img/matidukurikaigi_museum.pdf

ブログ:http://blog.zaq.ne.jp/nayamuseum/

深まり行く秋の大津「夢偲庵(むしあん)」を訪ねて

火曜日, 12月 23rd, 2008

中川清之氏が公開している個人コレクション、美術館が大津にある。それは「夢偲庵(むしあん)」という美術館だ。この美術館は作品を鑑賞するだけでなく、手に触れ、重量、質感、手触りを十二分に感じることができる美術館だ。今月は古伊万里が展示されていた。1月は「蒔絵」、2月は「ミニチュアSL50車両」の展示が行われる。

国宝「三井寺展」を観て

月曜日, 12月 15th, 2008

12月14日<大阪市立(天王寺)美術館>で催されていた「三井寺展」に行った。14日は最終日、入館者がいっぱいだった。思い起こせば47・8年前の中学3年生の夏、自転車で琵琶湖一周したのが最初、その後、「西国三十三所」巡りを2回、訪れた。何とはなく訪れていたが今回の「展」で認識を新たにした。美術館での種々の鑑賞だったが、随所で信仰の対象になっている像や曼荼羅等に手を合わせて居られる方々を見かけた。私のお気に入りは(不謹慎かも知れないが)吉祥天立像<(重要文化財)、鎌倉時代(13C)>だった。ギリシア彫刻のようにバランスがとれ、ふくよかで、妖艶な像だった。大昔、何れかの寺の「弥勒菩薩」に当時の大学生が<美>を感じ、接吻しようとして指を傷つけたことを想いだした。

京都やきものミュージアム巡りに満喫

土曜日, 12月 6th, 2008

12月5日思いっきり京都(焼き物に関した)ミュージアム巡りをした。泉北を出て、まず最初に着いたのは高麗美術館。たどり着くのに約3時間、東京行きと同時間かかったが雨の紅葉に佇む京都は素晴らしかった。「鄭」氏が初めて朝鮮白磁に目覚め購入した<白磁の「壺」>を鑑賞した。高麗・朝鮮の陶磁器はまろやかに包み込むようなやさしさがある。しばし鑑賞したあと、高麗青磁等にあしらわれている「六鶴図」の意味について研究所のEさんにメールで回答をお願いした。また、朝鮮白磁の5本爪の龍は中国の皇帝を表現しているのと違い朝鮮王を意味するとのことだった。5本爪、4本爪、3本爪の「龍」がいるが、日本には5本爪の「龍」は存在しない。次に、京都造形芸術大学で開催中の「芸術と生活の根(プリ)-李朝の興ー」を鑑賞、焼き物は鶏龍山の作品が数点展示してあった。また、可愛らしい「虎」の図柄の軸、胸当てもあった。                                                                                                           

 

このあと、尾形光琳、乾山が眠っている「妙顕寺(塔頭:泉妙院)」を訪れたが、閉門していてお参りはできなかった。 
続いて堀川通りに面した裏千家の「茶道資料館」に行き「秋季特別展ー鎌倉時代の喫茶文化ー」を鑑賞した。東洋陶磁美術館の「(国宝)油滴天目」が中央に(托無し)で展示してあった。見学後、お茶を一服して退出した。
妙顕寺