●4月30日(土)、狭山池博物館にて「第8回建築家安藤忠雄講演会」がありました。講演の前に館内の展示物・資料を見学しました。以前も意表をついた展示方法に驚いたのですが、何回見てもその規模に圧倒されます。それは実物の堤の断面・展示です。
●安藤忠雄氏の講演は「地域を育てる」と題して、展示ホールで満員の入場者の前で行われました。過去に手がけた建築物(博物館・美術館・教会・・)がスライドで説明されてゆきます。 ・瀬戸内の直島の地中美術館や古家のノレン・彫刻物等が、島の再生と美術鑑賞として人気を集めていること。 ・べェネチアでは現地の建築技術者・美術家・歴史家などの意見を聞き、古い建物の修復と町並景観を保全したこと。 ・ここ狭山池博物館完成後、池周囲に「桜の植樹」する活動を地元の人達が進めていること。 等々を語りながら、「地域を育てる」ことの大切さを話してゆきます。大変勉強になる講演でした。
●狭山池周囲では「狭山池まつり」が開かれていました。ステージや出店・子どもコーナー・体験コーナーなどで賑わっていました。
安藤氏の講演は興味深い内容だったことでしょうね。
東北大震災を経験した今、一層地域の力が見直されますね
「直島」には、一度行ってみたいと思っています。
lucky さん、こんにちは!
(たけぼうの散歩道)です。コメントありがとうございます。
安藤氏の講演は大変参考になりました。講演後に自伝本を
購入しサインをもらいました。青年時代の苦労したこと、建築
と設計にかける理想と信念など、まだ途中までしか読んで
いませんが、熱い情熱が伝わってきます。「三徳山・投入堂」
にも登り、感心したこと。それが「六甲の集合住宅」の建築
プランに生かされたことなどが記されていました。
直島・豊島にはいずれ訪れてみたいと思いますね。~