●先日、域の行事で信貴山へ行ってきました。生駒山系の南東端の中腹(生駒郡平群町)にある。1400年前、聖徳太子は毘沙門天王の感得によりこの地に伽藍を創建したという。
●また、国宝「信貴山縁起絵巻」は特に有名である。ボランティア・ガイドの今風の“ドローン”であるという説明に絵巻を見たくなった。絵巻は3巻あり、特に第1巻「飛倉の巻」は長者の米倉を「命蓮上人の法力で空とぶ『鉢』により、信貴山上に運び、米俵だけを長者に返した」という。長者とその家来が空に舞い上がった米倉を追ってゆく姿は、とてもユーモラスで、まさに映像を見ている感じであった。(写真は霊宝館入場券)
●境内には樹齢1500年という神木・榧(かや)の木がそびえていた。「千年のいちょう」(樹齢500年)の大樹もあった。