緑道の草木

●泉北ニュータウンの緑道沿いには、晩秋から初冬にかけて色々なめずらしい花や木々に出合うことがあります。              先日、槇塚公園から南(もくれん橋)へと歩いていると、雑木林の緑道脇に紫色の小さな実の房がたくさん付いている、紅葉した木がありました。「ムラサキシキブ」(紫式部)でした。京都府・林務課(森の彩り)の説明のよれば、6月頃淡い紫色の花を咲かせ、晩秋には美しい紫色の実をつけるという。

ムラサキシキブの実

●また、南図書館から濁池の遊歩道を抜け、茶山台2丁の緑道を「しまうま公園」に向け歩くと、右手斜面に開発前の雰囲気を残す雑木林があります。その中に4~5本の大きな「赤松」が生えていました。赤松の林に松茸がはえると言われ、与謝野晶子「文学碑」(上神谷小学校)にある面影を残しています。

赤松の植生(茶山台2丁1番周辺)

●さらに、槇塚公園へ向かう「いちょう橋」から槙塚台2丁北あたりの緑道傍に、淡いピンク色の花が咲いていました。高さ2m以上もある「コウテイダリア」でした。正に、「皇帝」のごとく可憐な大きな花を咲かせていました。

コウテイダリア

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