古文書講座に入門してはみたが・・・

 数年前、奈良県立図書情報館が古文書入門講座の生徒を募集しているのを知り、県外からでもOKとのことで入門を許された。動機はかねてより変態がな等が読めるようになると、古い本や古い絵画に出会ったり博物館展示品等が傍らの解説を読まなくても中身を理解できるのになー と言う願望があったからです。勉強会は月に一回で初年は いろは・・・  の元の漢字を 字母 といい、字母を究極に略して書いたものが いろは・・・ であると習いました。、つづいて くずし字(普通の漢字) と仮名混じりの易しい文書へと進む。三年目には寛永年間の「徳川古記録」を読んだ。分厚いくずし字辞典を購入し頑張ったが落ちこぼれ寸前。   これから先に進んでも落ちこぼれているのががはっきりしているので、四年目は止めようと思ったが、隣の受講生が、私も同じ様なレベルだから続けましょうよ と誘ってくれたので、恥を忍んで四年目をやっています。四年目のテキストは、今のところ奈良県内の江戸時代の年貢割り付けに関する古文書です。担当のところを現代活字に置き換え、分からない言葉や時代背景を調べ、みんなの前で発表しなければなりません。勉強会は月に一回ですが調べることが多いので結構中身があります。しかし動機のところで書いたようにすらすら読めるようになるどころか、落ちこぼれているのでなかなか大変です。みんなで少しづつ担当し、自分の担当分がまずまず筋が通っていて先生から了解がもらえた時はうれしいですね。大変ですが今少し続けようと思っています。

 みなさん いろは・・・ だけでも読めると何だか 知的好奇心 がくすぐられていい気分。機会を作って古文書始めませんか。堺市博物館でも毎年数日ですが講座がありますよ。

写真は奈良県立図書情報館と玄関ホDSC00658ールの催し物案内です。DSC00662

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