●<前回の続き>陶荒田神社の東側道路を北に進めると、陶器川の橋の袂に着く。案内板に従って左に30m程行くと「兒山(こやま)住宅」(中区陶器北)があります。数寄屋葺の住宅です。塀囲いから「ヒノキ」「クスノキ」の保存樹木が見えました。
●さらに北に少し歩くと、こんもりとした森が見えてきます。東陶器小学校を右折するとすぐ、「村田邸の屋敷林」(指定保存樹林)の大きな深い森が現れてきました。圧巻は「クスノキ」でした。樹高・幹周りもケタ違いです。傍にある「ムクノキ」は大樹の大きさにひれ伏した様に“おじき”をしています。その他「アベマキ」「モチノキ」「クロガネモチ」などがありました。
(クスノキ)
(アベマキ)
●この「村田邸」と東陶器公園の一帯は鎌倉時代終わり頃の「陶器城跡」で、「陶器左衛門尉」の居城であったと言われています。