●先月末の「古樹探訪ウォーク」で、書き残していたこと等を拾ってみました。法道寺・仁王門の階段左側に、「杉の切り株」がありました。樹と森の案内人の野杁氏の話では、この株の年輪を調べたところ、直径89cm、年輪の数278本にもなる大木であったという。しかもその年輪のある時点で、極端に幅が狭くなっていたとのこと。 この樹にどんな出来事があったのかと思い巡らしたという。杉の大木も、いつ倒れるかという状態の為、文化財を守ることを優先して伐採されたとの話でした。
●法道寺の向いには、「国神社」の鳥居があります。鬱蒼とした森の石段を上りきると小さな祠が、ぽっつんと建っていました。 「国神社の祭神は天照大神」とのこと。桜井神社で秋に奉納される「上神谷のこおどり」は、国神社で伝わる雨乞い・豊作祈願の踊りだという。(参照:10月5日記事)
●鉢ヶ峯の周辺には、「堺自然ふれあいの森」・「堺公園墓地」・「ハーベストの丘」等が、緑深い里山や田畑にかこまれて、市民の憩いの場として楽しまれています。