●先日、大阪市・北浜で所用を済ませた後、近くの中之島を散策してみた。中之島公会堂へ渡る橋の袂に、大きなセンダンの樹がそびえていた。側にある石碑には「栴檀木橋(せんだんのきばし)」の謂れが書いてあった。
●それによると、江戸時代初期に中之島を行き来する為に架けられたという。橋筋に栴檀の大木があったところからその名がつけられた。明治18年淀川大洪水でこの橋が流され、その後大正・昭和10年に橋が架けられたという。
●中之島公園は最近見違えるほどに改修・整備されていました。中之島公会堂も耐震工事の上、真新しく重厚な明治建造物の姿となっていた。付近の府立中之島図書館・日本銀行大阪支店等と共に「中之島近代建築群」が、重要文化財となっています。
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