●先日、広川寺に行ってきた。ぜひ訪れたいお寺の一つである。西行の「ねがはくは花のしたにて春死なん そのきさらぎの望月の頃」と詠んだゆかりの寺でもある。
●境内は葛城山麓の小高い山のなかにある。杉木立の森を登り、西行庵~西行古墳や歌碑のある中腹に着く。
●本堂の下手には本坊と西行記念館あり、見学をする。庭園には天然記念物の「海棠(かいどう)」の花が満開であった。
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●大庭寺地区を抜け、田畑の広がる太平寺地区(堺市西区)へ入った。のどかな風景が心地よい。
●その北端に集落が見えてきた。土塀に囲まれ、大きな昔ながらの屋敷群が街並みを形作っている。虫籠窓、鬼瓦や家紋の入った漆喰など時代を感じさせる。安国山・太平寺は周囲の家並みに隠れるように、ひっそりと佇んでいた。
●大平寺は行基ゆかりのお寺とのこと。開創された当時は七堂伽藍を誇る寺院であったという(桧本氏チラシより)。また周辺は万崎池遺跡に指定され、数点の須恵器のほかは、ほとんど土師器が出土したところでもある。(大阪府文化財センター資料)
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