●昨日、「土搭(どとう)」(堺市中区土塔町)を訪ねてきました。土搭は国の「史跡」に指定されています。行基(668~749)が神亀4年(727)に大野寺の「仏塔」として建立されたとのこと。平成21年4月堺市により復元・整備されました。ピラミッド型の土搭を間近で見ると圧倒されます。(泉北高速鉄道「深井駅」東へ1.1km )
●土搭は土を盛り上げた「十三重土搭」で、各層には瓦が葺かれています。その数約6万枚にもなるそうです。その内、人名等の文字が記されている瓦が、1300点出土したとのこと。行基と共に築造に加わった技術集団・僧尼・民衆等の思い入れが、文字瓦に表れている気がします。
●道路の向いに「大野寺」がひっそりと建っています。 案内板によれば、行基が建立した「畿内の四十九院」のひとつで、727年に創建されたとのこと。「現在は本堂と門、庫裡を残すのみであるが、かっては本堂南東の土搭や、さらにその南方の大門池などを含むかなり大規模な寺院であったと推定される」と説明されていました。