●13日、“まちかどステーション”(槇塚台近隣センター内)主催の「NHK大河ドラマの人生と堺」シリーズ(全5回)の講座があった。「坂本龍馬の時代と堺泉州」と題した、桧本多加三氏(郷土歴史家)の講演を聞く。氏は坂本龍馬が駆け抜けた幕末の歴史を語ってゆく。
●龍馬が下級武士の郷士であったが、江戸の千葉道場に入門できたのは、母方の商家が財力があったからだという。また、泉州との関連では、14歳の時土佐の日根野弁治の町道場に入門した。その日根野氏の先祖は、泉州36郷の一つ日根野氏(泉佐野市)で信長の下で毛利勢に破れ、土佐に流れてきたという。
●更に、龍馬の父直足の「先祖書指出控」によれば、坂本家は紀角(きのつの)が和泉国坂本郷(和泉市坂本)に住んで「坂本」を名乗ったと記されているという。京都東山の墓地には「坂本龍馬紀直系(なおなり)」と刻まれているとのこと。龍馬の生きた時代を巧みな話し方で語り、その時々の場面がTVドラマの様に想い浮かんできました。 次回は平成25年1月10日(木)午後2時「お江さんの時代と人生」の講演があります。(問合せ:072-289-7139)