●昨日(5月29日)堺市公園協会主催の「第24回古樹探訪ウォーク」に参加しました。田守神社~月洲神社~浅香山稲荷神社を巡る約5kmのウォークでした。まず最初に「田守神社」(堺区松屋町)からスタートします。公園協会の方と“樹と森の案内人”の先生より説明がありました。神社は1745年(江戸中期)に大和川河口の新田開発の祖神として建立されたという。
●境内には堺市指定保存樹木のチシャノキ、ムクノキ、クスノキの大木が、古い小さな社殿を取り囲むように被い繁っていました。その他にもセンダン、ムクノキ、ゲッケイジュ等が、鎮守の森を形成しています。しかし話によると、この神社は阪神高速・大和川線の建設により移設、取り壊されるとのこと。度重なる大和川の洪水や台風の被害にも耐えてきた神社や鎮守の森が、最後の姿となると思えば、名残惜しく感じます。 ( 下写真:チシャノキ )