大阪府立狭山池博物館に行く

先日、「大阪府立狭山池博物館」(大阪狭山市)に行く機会がありました。2001年(平成13年)に完成して以来、一度は見に行きたいと思いながら、やっと行くことができました。整備された階段を上り、堤の上に上がりきると、水を湛えた「狭山池」が広がっています。

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狭山池博物館の入口(3F)のエレベーターから1Fに下りると、滝のカーテンになっている「水庭」に出ます。池からの水が、しぶきを上げて流れ落ちています。マイナスイオン効果か、涼しい風が吹き渡ってきます。安藤忠雄氏設計とのこと。その規模に圧倒されました。

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常設展示場では、堤の断面を移築した高さ15.4m、長さ62mの実物展示からスタートします。そのスケールの大きさに、また驚かされます。飛鳥時代の狭山池の誕生(616年)、行基の改修(731年)、重源の改修(1202年)、江戸時代~明治・大正・昭和の改修などを説明し、流域の治水・灌漑の技術と智恵の歴史を分かり易く展示しています。(写真左:博物館外観   右:狭山池石樋)

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