いきいき堺市民大学近況(2)

11月11日(木)大阪府立大学の構内の銀杏並木やケヤキ通りは、紅葉して赤や黄色のグラデーションが美しくなってきました。そんな木々に囲まれた白鷺Uホールで、いきいき堺市民大学の第5講義がありました。

構内の紅葉

構内の紅葉

府立大学の「堺・南大阪地域学」講座との共通講座です。「世界の中の堺・日本における堺」と題して、角山(つのやま)先生(和歌山大学元学長)の講義を聴きました。                      大航海時代の中の堺は国際貿易都市であり、日本の中心として見られていたという。「日本地図」(オルテリゥス/ティセラ)にはSAKAIが大きく描かれていること。ザビエルは日本銀を得ることが目的であったこと等。                                     堺は鉄砲の大量生産・供給では、世界最初の社会的分業システムを開発したと言う。                               また堺は、「連歌」と「茶の湯」等で京都と並んで文化の中心であったこと。「茶を知らなかった西洋人」に「茶の湯」文化を伝えたという。

「16世紀の堺は、世界に向け日本文化を発信した第1号である」という角山先生の講義でした。堺が歴史の重要な位置を示していたことを改めて学びました。

講義と「日本地図」

講義と「日本地図」

コメント / トラックバック1件

  1. aladdin より:

    たけぼの散歩道さん こんにちは
    今日(11/16)のブログCafeは体調不良で欠席させていただきました。
    今、パソコンを開いて前回に参加した時のブログアドレスを基にブログを閲覧しています。次回は体調を整え参加したいと思っております。

    「いきいき堺市民大学」読ませて戴いています。わたしも今南区のアクティブカレッジで「歴史体験」講師の桧本先生の解説の中で度々、堺地域における先進的技術を持った地域であったことを知らされ住んでいる地域にますます興味を持ちました。

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