4月23日に南海高野線白鷺駅近くの大阪府立大学 21世紀科学研究機構 植物工場研究センター を見学する機会があったので行ってきました。建物は農林省・経産省の補助金を受けて昨年春完成し、塗料の匂いなど新築の匂いがぷんぷんする新しい建物である。小学校の教室を二つ合わせた程の部屋で、簡単な説明とビデオての概略説明があった。野菜の苗をプラスチック板の穴に植え込み、根は肥料を調合した水につかっている。日光の代わりに蛍光灯やLED等の人工照明。全てが管理された屋内で行なわれ、無菌状態で栽培される。まさに工場で生産される野菜である。つづいて、センターの見学へと移った。ユニバーサルデザイン室(要素技術を研究する施設)、多元環境実習室(品目拡大の研究や機能性アップ目的の施設)、レタス栽培室、アイスプラント栽培室、ハーブ栽培室等を見学した。このセンターは127社の協力がありコンソーシアムを立ち上げているとのことでした。パンフレットには農学だけではなく、工学、理学、経済学、総合リハビリテーション学など、植物工場に対する府大研究陣の要素技術の特色を生かし、植物工場普及のための技術開発・人材育成・新しい研究開発領域の創生、これらを通じて地域経済の活性化や社会的課題の解決を目指すとしています(要約)。そしてここで生産された野菜は既に市中で購入できたり、食べられる店があるそうです。販売しているところはセンターでの直売、いずみ市民生協、中百舌鳥周辺のセブンイレブン等のほか、西武大津店・八尾店・西神そごう、他に7~8個所あります。
内容は多分野で理解不足のところがあり十分書けませんでしたが、いただいた植物工場の啓蒙パンフレットがありますので添付します。また5月18日(金)に市民向け公開イベント「植を食す」が府立大中百舌鳥キャンパスで行なわれますので、そのパンフレットも添付します。百聞は一見にしかずです。ぜひ一度でかけて技術の進歩を目の当たりにしてみてはいかがでしょう。
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akjさん こんにちは。
府立大の植物工場研究センターを見学されたそうで、私もちょっと興味を持っていたので5月18日は時間を工面して行って見たいです。26日に「いきいき堺市民大学の専門講座」が始まりますので「パンフレット」が有ったらもらって来たいと思います。
akjさんへ
こんにちわ。
野菜は、畑で育つものと思っていましたが、昨今では『工場』で生産されているのですね。
害虫にやられることもないし、汚染されることもないし・・・
安心ですが栄養面ではどうなのでしょう。興味ありです
aladdinさん、cbtさんコメントありがとうございます。収穫した野菜の栄養素については、地植えではないので添加される肥料によって変わるようです。これからはもっと多くのものが工場生産されるでしょうね。収穫期間は短縮されるようですよ。機械は技術の固まりで電気がないと生産できませんので、電気が足りない時代になってきて、省エネを考えないといけませんね。