第一回目の今回は、「デジカメ「超」簡単解説1〜イルミネーション〜」
撮影のポイントで、きれいなイルミネーションを撮ってみませんか?
毎年ハロウィンを過ぎると街のあちらこちらにイルミネーションが輝き始めます。
ふと街中で足を止めると、さまざまなイルミネーションが街を彩っていることに気が付かされるますが、
キラキラした光を写真に残しておこうとカメラを向けても、意外に、その「キラキラ感」が残せないものです。
【ポイント①】準備が命
◎イルミネーション撮影には三脚は必須(できたら)。
卓上型の小さなものから揃います。
※百円均一でも、手に入ります★
いろんなシーンで活躍するものは、下記のイメージ
イルミネーション撮影は、野外の暗い中で行うことになります。イルミネーション撮影を成功させるまず第一歩は、撮影準備を万全に行うことです。暗い野外で、寒いときては、あんまり細かいことは考えられません。
カメラ以外に準備するものは、三脚です。暗いところでイルミネーションを手ブレなく撮るには、カメラを固定させる。そのためにイルミネーション撮影では三脚は必須アイテム(出来れば・・・)です。
三脚も卓上タイプの小さなものから揃っているので、持っているカメラの大きさや撮影場所に合わせて必要なものを準備してみるのも一つです。
もしよければ、だまされたと思って、百円ショップで準備してみませんか?
◎セルフタイマーの活用・・・手ぶれを防いでくれる!
セルフタイマーの2秒設定は、
ボタンを押してから少し間のあく(レリーズシャッター)代わりにもなって
イルミネーション撮影には重宝します。セルフタイマーは、
集合写真以外にも「実は」使えるんですね〜三脚を使って撮影するときに気をつけなければならないことがあります。
それは、シャッターを押したときの衝動でブレを起こさないようにすることです。コンパクトデジタルカメラの場合は、セルフタイマーを使うことでブレを生じさせなで撮影ができます。
セルフタイマーには、2秒や10秒や30秒の設定時間が設けられています。この2秒設定は、シャッターを押したときの衝動でブレを起こさせないように撮影するためのいわばレリーズシャッターの代用として使用する目的のものです。この2秒設定のセルフタイマーはイルミネーションを撮るときには大変重宝しますのでぜひ使ってみてください。
◎「イルミネーション(夜景)」モード
そして、カメラの撮影モードもイルミネーション用に設定し直します。
お持ちのカメラのシーンモードの中にイルミネーションを撮る用のモードがあればそれを選びます。
なければ夜景モードを選ぶとよいでしょう。シーンモードを使わず、プログラムモードでも撮影は可能です。各モードによって写り方に違いがあるので、いくつか試して比較してみるのもよいでしょう。
また、寒いところでの撮影では、バッテリーの消耗が早まります。撮影前にバッテリーの充電、予備のバッテリーの携帯もお忘れなく。
【ポイント②】フラッシュは使わない
◎イルミネーション撮影ではフラッシュは厳禁・フラッシュを使わずに撮影する
フラッシュを使用しないことで、イルミネーションの光とその反射の光のみを撮影するため、見た目に近い写真となります。
◎光を殺してしまうフラッシュ
フラッシュの光によって被写体(この場合木やコードなど)そのものの色が撮影され、イルミネーションの光は打ち消されてしまっています。
実際に試してみる♪
【ポイント③】明るく撮ることでイルミネーションはさらに輝いて写る
露出補正をプラス1.7に設定して撮影したもの。上の写真と比較するとイルミネーションの輝きが増しているのがわかります
イルミネーションの輝きを明るく撮影するには、露出補正をプラスに設定することを覚えておくと便利です
撮影モードを設定し直して、イルミネーションを撮ってもなんとなく暗い感じに写る場合があります。イルミネーションをできるだけ輝かせて撮影するには、明るく撮るようにします。
明るく撮影させるためには、露出補正という機能を使います。これは、デジタルカメラどちらにも搭載されている機能です。
露出補正は、プラスに設定すると明るく写ります。
イルミネーションを撮るときには、プラスの露出補正に設定することでより輝かせて撮影ができます。露出補正は三分の一段階ずつ、0.3、0.7、1.0というように設定値を選ぶことができます。
イルミネーションを撮るときには、+1.0あたりに設定すると見た目より明るく輝いた写りになります。どの程度の輝きにしたいかに合わせさらにプラス設定にして撮ってみるのもいいでしょう。
露出補正を上手に活用して、より輝かせたイルミネーションの写真を撮ってみてください。
【ポイント④】もっと、カメラの性能に頼ってみる、、、
デジカメには、ホワイトバランスという機能があります。
これは、本来、蛍光灯の時での撮影や、白熱球の時、曇り空の時など、
シーンが違っても、
同じような色合いを使って撮影するモードです。
それを逆手に利用して、
カメラの機能で、キレイに撮影してみました!
ある意味、これが裏技かも♪
さぁ、これで、キレイに撮影したイルミネーションで、
キレイな街の様子をご報告願います♪
最近のコメント