大鳥神社の古樹と歌碑

JR阪和線「鳳駅」より歩いて約5分の所に「大鳥神社」(堺市西区鳳北町)があります。大鳥居をくぐり、石畳の境内を進めると大鳥造の本殿に着きます。本殿を囲むように、さまざまな木々で深い緑の森を形作っています。「千種(ちぐさ)の森」と呼ばれている鎮守の森です。

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その森の中に、オガタマノキクスノキイチョウエノキの「堺市指定保存樹木」があります。本殿の鳥居の左右に「オガタマノキ」の大木がどっしりと伸びていました。はじめて見る木でした。もくれん科の常緑高木で、早春に白色で小形の花が咲くという。又「クスノキ」、「イチョウ」の古樹も他に劣らぬ風格を醸し出していました。(写真:オガタマノキ)

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本殿入口右手には、与謝野晶子の歌碑(作家・田辺聖子書)がありました。

 「 和泉なるわがうぶすなの大鳥の

       宮居の杉の青きひとむら     晶子歌 」

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