●JR阪和線「鳳駅」より歩いて約5分の所に「大鳥神社」(堺市西区鳳北町)があります。大鳥居をくぐり、石畳の境内を進めると大鳥造の本殿に着きます。本殿を囲むように、さまざまな木々で深い緑の森を形作っています。「千種(ちぐさ)の森」と呼ばれている鎮守の森です。
●その森の中に、オガタマノキ・クスノキ・イチョウ・エノキの「堺市指定保存樹木」があります。本殿の鳥居の左右に「オガタマノキ」の大木がどっしりと伸びていました。はじめて見る木でした。もくれん科の常緑高木で、早春に白色で小形の花が咲くという。又「クスノキ」、「イチョウ」の古樹も他に劣らぬ風格を醸し出していました。(写真:オガタマノキ)
●本殿入口右手には、与謝野晶子の歌碑(作家・田辺聖子書)がありました。
「 和泉なるわがうぶすなの大鳥の
宮居の杉の青きひとむら 晶子歌 」