街道めぐり・堺を歩く(3)

●「第2回愉快・爽快・空海ウォーク」で見かけた堺の街の中で、「長尾街道」沿いには歴史的な役割をした寺院や古社があります。   「方違神社」(堺区北三国ヶ丘町)は紀元前80年頃が起源といわれ、「平安時代から流行した方違(かたたがえ)信仰に基づき、転宅・新築など方角の厄や災難よけ・・」(主催者資料)などで参拝者が訪れるという。あまり広くない境内には多くの人たちで賑わっていました。

方違神社

●街道を西に進めると、妙国寺(堺区材木町東)がありました。境内には織田信長をも恐がらせた大蘇鉄の伝説が残るお寺でもあります(堺市パンフ)。大蘇鉄は「国の天然記念物」となっています。また、堺事件での土佐藩士11烈士切腹の地であるという。

妙国寺の案内板

●さらに、少し北へ進むと、堺最大の木造建築である「本願寺堺別院」(堺区神明町東)があります。1868和泉国が堺県となった時、当院に県庁が置かれたという。その後、河内国や奈良県も合併し、1881年大阪府に吸収されるまで、堺県庁として使用されたとのこと(堺市パンフ)。明治初期の廃藩置県の名残か、堺ブランドの表れなのか、歴史の大胆さを見ることが出来ました。

本願寺堺別院

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コメント / トラックバック4件

  1. cbt より:

    nomi19さんへ
    『街道めぐり』いつも楽しみに見せ頂いています。
    シリーズ3回目は『堺』
    歴史の勉強にもなります。
    細かい説明があるのでとても分かりやすいです。
    次回シリーズも楽しみに待っています。

  2. lucky より:

    nomiさん こんにちは 

    堺に住んでいながら、歴史的な奥深さをあまり知らずに過ごしていました。
    いつか、折を見て「妙国寺」に行ってみたいと思います。

  3. 上田 穰 より:

    久しぶりに拝見しました。元気で何よりです。また駐輪場に勤めています。駅の近くを通れば寄ってください。

  4. nomi19 より:

    上田さん、こんにちは。
    (たけぼうの散歩道)です。コメントありがとうございます。
    益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。
    近々に、お会いできるのを楽しみにしています。 \(^0^)/

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