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美木多界わい・ウォーク

2013年1月10日 木曜日

●先日、初詣を兼ねて美木多上の和田邸や美多弥(みたみ)神社に向け、地域の“えんじょいウォーク”がありました。フォレストガーデンをぬけ、上神谷小学校裏手から栂美木多方面へと進める。

美多弥神社を望む

●美木多上地区に入ると屋敷林が目立つ「和田邸」に着いた。白壁の塀、クスノキ、ケヤキ、ムクノキなどの樹木で囲まれていた。

和田邸と屋敷林

●さらに、前方の小高い丘に「美多弥神社」が見えてきた。階段を上がりきると本殿である。境内には大阪府天然記念物「シリブカガシ」の森となっている。その他にもクスノキ・アラカシ・クロガネモチなどの樹木が生い茂っていました。

美多弥神社

街道めぐり・堺を歩く(3)

2011年2月7日 月曜日

●「第2回愉快・爽快・空海ウォーク」で見かけた堺の街の中で、「長尾街道」沿いには歴史的な役割をした寺院や古社があります。   「方違神社」(堺区北三国ヶ丘町)は紀元前80年頃が起源といわれ、「平安時代から流行した方違(かたたがえ)信仰に基づき、転宅・新築など方角の厄や災難よけ・・」(主催者資料)などで参拝者が訪れるという。あまり広くない境内には多くの人たちで賑わっていました。

方違神社

●街道を西に進めると、妙国寺(堺区材木町東)がありました。境内には織田信長をも恐がらせた大蘇鉄の伝説が残るお寺でもあります(堺市パンフ)。大蘇鉄は「国の天然記念物」となっています。また、堺事件での土佐藩士11烈士切腹の地であるという。

妙国寺の案内板

●さらに、少し北へ進むと、堺最大の木造建築である「本願寺堺別院」(堺区神明町東)があります。1868和泉国が堺県となった時、当院に県庁が置かれたという。その後、河内国や奈良県も合併し、1881年大阪府に吸収されるまで、堺県庁として使用されたとのこと(堺市パンフ)。明治初期の廃藩置県の名残か、堺ブランドの表れなのか、歴史の大胆さを見ることが出来ました。

本願寺堺別院