司馬遼太郎記念館を訪ねて(1)

8月30日(土)、「司馬遼太郎記念館」を訪ねてみました。秋予定の見学会の下見をかねた、5、6年振りの鑑賞です。近鉄・奈良線「河内小阪駅」を下車して、南側の商店街を抜け、「東大阪歴史の道」の道標に従い、約12分で記念館に着きました。

司馬遼太郎記念館の林

記念館の敷地に入ると、そこは雑木林の深い緑の森に引き込まれてゆきます。コナラ・山桜・ミツバツツジ・シャクナゲ・アキニレ・・・等々多くの木々に名札がかけられています。生前、「司馬遼太郎は自然のままのたたずまいを好み、・・・雑草もあまり抜かず、秋から冬にかけては落ち葉の落ちるままにまかせていました」(パンフより)という。

庭の森より書斎を望む

館内の展示室に入ると、高さ11mの壁面の書棚と2万余冊もの蔵書がイメージ展示されています。安藤忠雄氏による設計は、「司馬遼太郎の頭脳の延長上にあり・・・」「この空間で司馬作品との対話あるいは自分自身との対話を通じて何かを考える、そんな時間をもっていただければ・・・」(パンフより)という思いで表現されたという。                                   膨大な歴史資料・書籍・自身の著作図書・・・等の書庫を見上げると、司馬遼太郎の世界に圧倒され、感激するばかりでした。

記念館パンフより

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