●先週、放光寺(堺市南区美木多上)の「指定保存樹林」を見ました。美多彌神社の近くにあります。天平年間に行基が放光寺と名づけたとのこと。神鳳寺(大鳥神社の神宮寺)・野中寺と共に畿内三僧坊の一つで、20余坊をもつ大伽藍であったが、天正の兵火で全堂灰燼に帰したという。その後再興され現在に至ったとのこと。境内の桜はまだちらほら咲きで、週末の土日(3、4日)頃が見ごろかもしれません。
●「放光寺の森」はカスミザクラ・ソメイヨシノ・クスノキ・ヤマモモ等で指定保存樹林を形成しています。カスミザクラはまだ蕾状態でした。今週末ごろには満開になるでしょうか。美木多上の地区にぽつりと、静かに佇む「指定保存樹林」でした。