高野街道・紀見峠へ(1)

●昨日(6月9日)、「高野街道にぎわい再発見プロジェクト実行委員会」(堺・大阪狭山・河内長野・橋本各市観光協会後援)による高野街道を巡るウォークに参加した。河内長野駅から西條酒造~烏帽子形八幡神社を通り、三日市宿へと入ってゆく。三日市村役場跡、月輪寺、油屋本陣跡等をみる。油屋跡は高野山御用宿として栄え、幕末には天誅組が五条へ向かう際に立ち寄ったという。街道の両側には当時を彷彿させる古い住宅が建ち並んでいた。

三日市宿の町並み

●三日市町駅(南海高野線)の駅前広場に「三日市北遺跡」の案内板があった。駅前再開発事業の際、弥生時代中期後半(約2000年前)の集落遺跡が発見されたという。31棟の竪穴住居や3棟の掘立柱建物跡、大量の弥生土器・石器等が出土したとのこと。駅前を南に進めると、石見川に架かる橋の袂に「八里石」の石柱があった。

三日市北遺跡案内板

●更に、国道371号線から左側の高架橋を渡り、美加の台住宅地の麓を歩く。美加の台駅裏の田圃道から旧高野線・廃線跡の「なんてんの道」を行く。案内役の観光ボランティアの方の話では、国道の交通量も多く安全を考え、この廃線を利用することにしたとのこと。途中、下岩瀬の棚田、天見富士や天見川の渓流を見ながら天見の里を進める。

天見富士と下岩瀬の風景

コメント / トラックバック4件

  1. cbt より:

    nomi19さんへ
    いつも高野海道の写真を載せて頂いて・・・楽しみにしています。
    三日市の町並みは、『時代劇』を見ているようですね。
    今もこのような町並みが、あるとは、いつまでも残してほしいです。
    地蔵堂も懐かしい風景です。

  2. nomi19 より:

    cbt さん、こんにちは。
    高野街道を巡るウォークはいつも新発見となるところが多くあります。
    今回も三日市宿の町並み、旧高野線の廃線を歩いたことなど昔懐かしい風景にであいました。~~

  3. lucky より:

    こんにちは!
    お元気に歩かれてますね。
    高野山までの街道を何回かに分けて歩かれるのでしょうか?
    観光ボランティアの方の説明があると、いろいろな気付きがあっていいですね。
    町石道を歩いたことがあります。必死で歩いて前方が開けたら、そこが大門で驚きました(笑)

  4. nomi19 より:

    cbt さん、こんにちは。
    高野山・奥の院まで、あと4回に分け9月15日(土)から毎月1回の割で実施されます。
    詳しくは「はしもと観光案内所」(電話0736-33-3552)まで問合せ願います。
    高野山へは電車で何回か行きましたが、町石道を歩くのは初めてです。
    どういう風景が広がっているのか楽しみです。~~

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