●大阪くらしの今昔館を見た後、「大阪歴史博物館」を見学した。2期生のN氏(大阪市観光ボランティア)が“地下遺構”を勧めてくれました。果たして地下遺構とはどういうものだろうか。
●大阪歴史博物館はNHK大阪放送局と隣接している。1階の広いロビーの一角に、ガラス張りの床があります。その床下には柱跡の遺構がみえる。
●博物館・係員の説明によれば、この建物の敷地には1350年前の飛鳥時代の「難波長柄豊崎宮」が置かれていたという。NHKの地下へと案内された。薄暗い地下1階の空間に、倉庫跡や堀跡が発掘されたままの姿で保存されていた。まさに“地下遺構”であった。
●博物館の10階には、奈良時代の「難波宮」の大極殿を原寸大に復元した空間があった。柱の巨大さに圧倒される。「前期難波宮」(7世紀中頃、孝徳天皇築造)や「後期難波宮」(8世紀前半、聖武天皇築造)の模型と出土品が展示されていた。さらに中世・近世~近代・現代の各フロアでは、それぞれの大阪の町並みがミ二チュア模型で再現していた。
テレビで見たような気がしますが、詳しい説明と、たくさんの写真を見ると、実物を見たくなりました。
cbt さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
1350年前の難波宮を思い描くことができます。地下遺構として「よくぞ保存したものだ」と感心しました。
今の大阪は、「難波宮」が始まりだという博物館の姿勢が良く表れていました。~~