仁徳稜古墳の上空にオオタカ(?!)が・・・

春休みの頃だったか、桜を追っかけて大仙公園を散策している時、孫太夫山古墳のホタテ貝形の四角く出っ張った辺りで、仁徳陵古墳の方に向ってフィールドスコープ(野鳥観察などに使う倍率の高い望遠鏡)で何かを見ている人に出会った。何を見ているのか近づいて訪ねてみると「今日はオオタカが来ている。一羽なのでカラスの集団に囲まれて追われている」と言うことだった。私もスコープで見せてもらった。たしかにカラスの集団の中に一羽だけ形の違う鳥がいた。 はたしてこれがオオタカなのだろうか。私にはこの人の言うことを信ずるしかない。この人は淀川や大阪城公園などいろいろ回って観察しているそうで、持参のメモ帳(野鳥の会が発行した?観察日記帳)には日時・場所・鳥の種類などがびっしりと記入されていた。住吉区から来たと言っていた。
時々、  オオタカが生息していることが分かったから開発計画を変更するとか、道路のルートを変更するなどのニュースが報じられることがあり、オオタカが棲息しているということは自然が良く残っている象徴の様に思っていたので、堺にいたことは驚きであった。仁徳陵古墳のあの森はそれほど豊かな森であると再認識させられました。それ以来バードウオッチの本を見たり、リュックの中に双眼鏡を偲ばせることが多くなりました。ウォーキング途中で鳥の鳴き声を聞いても名前は分かりませんし、姿も見えません。が野鳥に対する関心が確実に高くなっているようです。

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