◆堺市の「いきいき堺市民大学」の卒業生・第四月会のメンバーで、鹿の角きりの観覧に出かけた。数ヶ月前から菊水楼での昼食を兼ねて、最終日の10日は秋の行楽にピッタリな気候で観覧の人も三日間で一番多かったとの事でした。
鹿苑角きり場(春日大社境内)の開場時間の11:30には既に多くの列が出来ていて、入れるかちょっと心配をしましたが最初の角きりの観覧に間に合った。
◆鹿の角は「オス」だけに生え、年齢によって角(つの)の生え方が違うそうです。「そうだったのだ」と初めて知りました。秋には角の生長と血流が止まり表皮が剥がれ落ち硬い角になるそうですその為神経も通ってなく切っても痛みは無いとの事でした。
◆近鉄難波駅から揃って近鉄奈良駅に、そこからはまるで修学旅行の生徒のように今回の幹事さんに付いて「鹿苑角きり場」へ・・・・・。角きり行事に先立ち神官によって安全祈願が行われた後、場内に角鹿を追い込み「十字」を持った勢子(せこ)によって鹿の角に縄をかけ、とり押さえ、神官役によって角を切り神前に供えます。
◆角きりは「完全入れ替え制」で行われていて三頭の角きりが終わると一旦すべて退場となり、ちょうどお昼時に近かったので老舗の「菊水楼」で昼食をとることにした。中々予約が取れずリーダーが数ヶ月前から準備して取れたそうです。◆ちょっと豪勢な雰囲気を味わうことが出来ました。昼食後は近くの興福寺から猿沢池を見学し次回の活動について提案がありそれぞれ都合が取れる範囲で参加する事として散会となった。
帰りの電車の中ではすっかり、お疲れモードで寝入ってしまった。久しぶりに良い時を過ごさせてもらった。
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