謹賀新年
恙無く、新年を迎えることが出来ました。
振り返ると、元気で頑張っているようでも一年一年体調が低下しているようです。
そこで元気体操に通っているのですが。南老人福祉センターと栂文化センターの教室は受講は必要ないだろうと思われる前期・後期高齢者がほとんどですが、予防のために来ているらしいのです。今、元気が必要な人は交通の便が悪い所には行かれませんね。私は車に乗れるから受講に出向けるのです。
今回は特に高齢者に多いといわれる『うつ』の予防について講義を受けました。
①うつは誰でもなる可能性のある病気 辛いことが有り気分が落ち込む、何もする気が起きない 、何も楽しくないなどは誰にでも有ることだが、普通はいつの間にか元気を取り戻すが、この抑うつ状態から中々回復しない状態を『うつ』といいます。厚労省のデーターでは一生の内に15人に1人以上が経験するそうです。『うつ』は適切な治療やケアを受ければ回復する病気ですが、放っておくと心身両面に好ましくない影響を与えるのでご注意を。
②高齢者は『うつ』になりやすい環境にある ●心身の老化や疾病 ●社会や家庭での役割の喪失 ●身近な人との死別 ●交流の機会の減少、などの環境の変化で『うつ』になりやすのです。
③うつは治療でよくなる可能性がある うつは『心の風邪』と言われ時間がたてば自然に治るとか、自分で何とか出来るとか考えるのは禁物です。薬物治療と十分な休養、専門家によるカウンセリングを受けることで回復して来ます。
④『うつ』にならない日常生活のヒント ●疲れをやすい、意欲がわかないなど通常と違う自分に気が付いたらペースダウンを試みよう。 ●辛い気持を家族や信頼できる友人に話してみる ●仕事や家事などの負担を軽くする ●せいかつのリズムを整える ●十分に休養をとる ●重要な決定をしない。
⑤身近な人が『うつ』なったときはこんな態度をとりましょう ●聞き役に徹し、安心感を与える ●相手の気持ちを理解し受け入れる ●共感し、一緒に考える姿勢を示す ●相談内容を他人にもらさない ●医療機関などへつきあうなどなどです。
以上の講義を受けました。
身体を動かし脳を活性化し、心身ともに健康に過ごせたら幸いです。今年一年も恙無く過ごせるよう努力します。頑張ります。