☆ この夏は シンポジュウムで きっかけつくり ☆ 認知症の方を支えよう! ~現場の声を届けます ~
超高齢化時代=いくつになっても、たとえ認知症になったとしても、住み慣れたこの南区で、自分らしく、あなたらしく、望む暮らしを継続したい=そんな思いを実現するために、地域で支え合い、出来る事から始めませんか?先ずはシンポジウムできっかけつくり。 ◎泉北高速鉄道 緑が丘駅前の ビック・アイにてのシンポジウムに参加しました。 パネリストは 阪南病院認知症疾患医療センター 西側 充宏 医師 認知症サポート医師(前川泌尿器科) 前川 たかし 医師 南地域包括支援センター 川畑 悦子 主任介護支援専門員
対応の困難な患者さんのケース ①合併症(精神科の病院ゆえ総合的な医療は難しい) ②独居老人(治療までにつながり難い) ③家族が疎遠・非協力的 ④認々介護・老々介護(共倒れ寸前) ⑤熱心すぎる家族(自分で全部かかえ、共倒れになってしまう・余裕を持っての介護を) ⑥家族も精神病 ⑦虐待しているケース(後々にならないと分からない) ⑧子どもの意見が違うケース(キーパーソンがしっかりしていない) ⑨お金持ち(地域とのつながりが 難しい) 意外にうまくいくケース ①家族が熱心なケース ②普段から近所と交流のあるケース ③精神症状の激しいケース(早期発見ができる) ◎病院が 後方から 地域を支える事を 担う部分もある。 西側医師
地域包括ケアシステム ・高齢者が 住み慣れた地域で安心して暮らし続ける事を目指すには、介護サービスを中核に医療サービス・包括支援センター・行政などの連携が継続的かつ、包括的に提供される仕組みが重要。 「いいともネットさかい」の設立 ・高齢者のいのちと いきがいを 支えるために ともに力になろう。 ◎かかりつけ医が 認知症相談医に! 前川医師
包括支援センターよりの事例発表。 単身、脳梗塞で入院。ご本人が 年末に勝手に帰られる等 困難なケースにもかかわらず 地域力と専門家による連携プレーで、グループホーム入所まで こぎつける事が出来た事例。そして、河内長野家族の会 T氏の講演。 認知症の奥様を介護される日々。 明るく 前向きに、健康に留意され、出来るだけ有りのままに オープンに! 多くの人の協力を求めると言う姿勢に 学ぶところが多くありました。 「認知症患者を抱える家族が社会に求めること」 と題し、 徘徊高齢者SOSネットワークの充実 等の取り組み。結びに ~同じ介護者から 今、一番つらいあなたへ~との言葉が 現在に至るまでの T氏の戸惑い 悩み 苦しみ 奥様への 想いが込められているようでした。