◆石見銀山はその「遺跡とその文化的景観」が世界遺産と評価され、なかでも銀鉱石の採掘法や間歩と呼ばれる採掘坑道や製錬に必要な薪炭用木材の森林への負担を少なく環境が維持されている事、また町並みの景観を保っている事や、また銀の産出量においても世界に影響を及ぼしたとされています。(資料)
◆初代石見銀山奉行の大久保石見守長保逆修墓逆修塚は、生前に自分の法名を付けて建てた墓のことで、功徳(くどく)が大きいといわれています
◆銀山遺跡には明治時代に大阪の藤田組が清水谷に近代的製錬所を建設したが不採算で操業停止した製錬所跡も残されています。
◆国の史跡指定された7つの間歩のうち、遊歩道沿いでは、秋のもみじの紅葉が綺麗な新切間歩や、入坑出来ませんが遊歩道沿いにあり入口の柵から覗ける福神山間歩が身近に体感できます。
◆一般の人が見学できる坑道は「龍源寺間歩」と呼ばれるところですが、なかに入ると採掘坑道は低くまた左右にも更に小さな坑があり一人の体がやっと入る程の間歩が幾つも掘られていた様子が窺えます。内部には当時の様子を紹介したパネルが設置されていました。また内部の気温は13℃程度のとの事で、気温が高い夏場では防寒着がいるそうです。
◆旧家の続く町並みの景観、無料で見学も出来ました。
◆堺市の百舌鳥・古市古墳群は平成22年11月に日本の世界遺産暫定一覧表に記載されました。