‘カルチャー’ カテゴリーのアーカイブ

認知症のシンポと講演

2011年8月13日 土曜日

先日、ビッグ・アイで「認知症の方を支えよう」シンポジュウムと講演がありました。「いいともネットさかい」の構成団体である阪南病院認知症疾患医療センターの西側充宏医師、認知症サポート医の前川たかし医師、南地域包括支援センターの川畑悦子主任介護支援専門員、そしてコーディネーターとして関西大学黒田研二教授らにより、現場での取り組みの報告や認知症の方へのサポート体制等について議論されました。

ビッグ・アイ

次いで、「認知症介護家族の講演」がありました。富岡廣志氏は妻の認知症を克服する為に、体操と金剛山登山を一緒になって実行しているという。介護理念として「明るく元気に生き生きと~有酸素運動で認知症を遅らせる」ことを心がけているとのこと。           会場内で夫婦によるバレーボールのトスやキャッチボール、屈伸運動等が行われ、その機敏性、柔軟性に驚きました。地域の徘徊高齢者SOSネットワーク、家族の会、地域社会との関わりの中で妻の介護をしていることが語られました。                     この富岡氏ご夫婦の記録がNHKヒューマンドキュメンタリーで8月25日(木)午後10時~10時45分に放映されるという。是非見たいと思います。

富岡氏の資料より

ビッグ・アイで講演会

2011年7月26日 火曜日

●先日、ビッグ・アイで「第61回社会を明るくする運動」の講演会(主催:堺南地区保護司会他)がありました。法務省の主唱により、「やり直せる社会が好きです」という催しでした。                  オープニングは三原台中学校吹奏楽の演奏です。夏の思い出・茶摘み・上を向いて歩こう・世界に一つだけの花・365歩のマーチ・・・等、部員60名の迫力ある演奏でした。

三原台中学校吹奏楽部

●次いで、「機嫌のいい町づくり」と題して落語家の笑福亭竹林氏が講演します。子供2人を赤ちゃんの時から育てたことから、子供の育て方が分かって来たという。                         ・子供といつも遊んだこと。・小さい頃か抱いていると子の実感が分かるようになったこと。・過ちをすぐ叱るのではなく待つこと。などの体験を通しての話や、欧米人の見た江戸時代の生活を記述した書物のことを話します。子供をコントロールするのではなく、子育てを楽しむ様にすればよいという。

笑福亭竹林氏の講演

●また、ある学校の校門で、そんなに寒くない日にぶかぶかの防寒服を着た子に、自分ではそんなに寒いのか?と思ってた。その時女性の校長先生が「その服温かいね!」と声をかたという。そういう言葉を自分には言えなかった。その先生はおそらく朝から機嫌がよかったのだと思ったという。                               自分が機嫌がいいと子供も機嫌がよくなるとのこと。そして、子育ての極意は“なめくじ親子”の関係であるという。「なめくじの親が手塩をかけて子を育てたがやがて子はいなくなった」という落ちで講演が終わりました。

笑福亭竹林氏・熱弁