●2日(土)、堺市民会館で「こころの健康づくり講演会」(主催:堺市・堺市医師会他)がありました。3月を「自殺対策強化月間」と定め、その一環として開催された。堺市精神保健福祉功労者の表彰式の後、「精神科医によるメンタルヘルス講座」として、千頭孝史先生(三国丘病院・院長)の講演が始まる。
●精神科医が診るこころの病は、体の不調や病気、脳に作用する薬、その人のパーソナリティー、家族関係、過去、現在のストレス・・・等複雑に絡み合って、こころの病となるという。うつ病、認知症等についても、特徴や対処方法が語られる。
●先生は、心の健康に役立ちそうないくつかの提案をする。 ①心の部屋をもつ。(人との付き合い、趣味・・) ②いろんな角度からものごとを眺めてみる。 ③腹が立ったり、憎んだり、劣等感を感じたり、・・・した時、その理由を考え、極端なことを考えてみる。(所詮どんぐりの背比べ・・) ④読む、書く、話す、観る、聴く、味わう・・脳のいろんな部分を刺激する。等々(7項目)が語られ、大変“役立つ”提案であった。