‘国宝’ カテゴリーのアーカイブ

姫路城と工場見学(1)

2015年6月10日 水曜日

●先日、地域の行事で施設見学会に参加する。最初に世界文化遺産・国宝の姫路城へ。午前10時に到着、天守閣を目指す。菱の門をくぐり、三国堀の姿は白鷺城の名にふさわしい雄姿であった。

●建物の内部は7階建という。急な狭い階段を上ってゆく。すでに先着の人達で混雑しており、天守閣の階下10分以上の待ち時間となりました。

●天守閣からの眺めが素晴らしい。築城当時、城下町の周囲は田畑が広がり、瀬戸内の穏やかな海も眺められたでしょう。建築・築造技術の素晴らしさも体感できました。

信貴山にて

2015年6月5日 金曜日

●先日、域の行事で信貴山へ行ってきました。生駒山系の南東端の中腹(生駒郡平群町)にある。1400年前、聖徳太子は毘沙門天王の感得によりこの地に伽藍を創建したという。

●また、国宝「信貴山縁起絵巻」は特に有名である。ボランティア・ガイドの今風の“ドローン”であるという説明に絵巻を見たくなった。絵巻は3巻あり、特に第1巻「飛倉の巻」は長者の米倉を「命蓮上人の法力で空とぶ『鉢』により、信貴山上に運び、米俵だけを長者に返した」という。長者とその家来が空に舞い上がった米倉を追ってゆく姿は、とてもユーモラスで、まさに映像を見ている感じであった。(写真は霊宝館入場券)

●境内には樹齢1500年という神木・榧(かや)の木がそびえていた。「千年のいちょう」(樹齢500年)の大樹もあった。