‘寺院’ カテゴリーのアーカイブ

太平寺地区を歩く

2015年2月12日 木曜日

●大庭寺地区を抜け、田畑の広がる太平寺地区(堺市西区)へ入った。のどかな風景が心地よい。

●その北端に集落が見えてきた。土塀に囲まれ、大きな昔ながらの屋敷群が街並みを形作っている。虫籠窓、鬼瓦や家紋の入った漆喰など時代を感じさせる。安国山・太平寺は周囲の家並みに隠れるように、ひっそりと佇んでいた。

●大平寺は行基ゆかりのお寺とのこと。開創された当時は七堂伽藍を誇る寺院であったという(桧本氏チラシより)。また周辺は万崎池遺跡に指定され、数点の須恵器のほかは、ほとんど土師器が出土したところでもある。(大阪府文化財センター資料)

 

三木閉~大庭寺を歩く

2015年2月8日 日曜日

●桧本多加三氏監修の「泉北ウォーキングMAP」にある三木閉(みきとじ)・大庭寺地区のチラシが気になり、その周辺を散策してみました。三木閉集落あたりは江戸時代大庭寺村の枝郷として、新田開発により形成されたという。

●泉北北線道路の交差点を渡ると、大庭寺地区に入る。阪和道建設の時、この周辺で初期須恵器窯が出土したという(大庭寺遺跡)。この発見により我が国における須恵器生産の原点は、陶邑にあったことが証明されたとのこと(大阪府文化財センター資料より)。

●そんな歴史を持つ土地は肩を寄せ合う小ぢんまりした集落であった。来迎寺はその一角にありました。