‘ウォーク’ カテゴリーのアーカイブ

天見の里を歩く(2)

2011年7月14日 木曜日

「ホトトギス」の地蔵寺を訪ねたあと、南海高野線・天見駅の西側にある「八幡(はちまん)神社」に行くことにしました。国道371号線を橋本方面に進めます。歩道がほとんどなく注意が必要です。       約1.5km、20分歩くと天見地区の交差点に着きました。そこを右折して狭い町道を上がってゆきます。

天見の里

山間の段々となった田圃に沿って進めます。やがて、深い谷にかかる朱色の橋と鎮守の森が見えてきました。楠木の大木、こじんまりした八幡神社は山の斜面にあります。石清水八幡のご神体を勧請し、鎌倉時代には隆昌したという。                            境内の奥には大阪府指定天然記念物「大いちょう」がそびえていました。樹高30m、幹周り5.5m、樹齢400年という。

「大いちょう」

この流谷地区の林道を上流へと歩くと、「岩湧山」中腹の「岩湧寺」や「四季彩館」へと通じます。かなり以前にこの道を通り、岩湧山~滝畑ダムへと歩きましたが、その時の頃を思い出しました。天見の里を歩き、まだ見ぬ「ホトトギス」を巡る探訪は、これからも続きそうです。

八幡神社を望む

天見の里を歩く(1)

2011年7月10日 日曜日

7月10日、梅雨明けの真夏の日差しの中、河内長野市・千早口~天見周辺を歩いてみました。というのも河内長野市「かわちながの自然歩道」のパンフに「地蔵寺のホトトギス」のことが載っていたので、行ってみたくなりました。南海高野線千早口駅下車し、周囲が深い緑の山に囲まれた駅前の地区を抜け、地蔵谷を上がってゆきます。約15分ほど歩くと、前方にモミの木などで森となっている地蔵寺(河内長野市清水)に着きました。(河内長野市HP参照)

地蔵寺全景

大阪府の「名勝 地蔵寺」と、「河内長野八景 天見郷のホトトギス」と書かれた二つの石柱がありました。境内4,500㎡もあるという。寺の背後には、モミの木・枝垂桜の大木や杉の木が茂り、庭園にはシャクナゲ・モミジなどが多く植生しています。(入山には事前の許可が必要とのこと)

「名勝 地蔵寺」の石柱

暫く山門前の木陰で休憩し、耳を済ませてみました。ウグイスの鳴き声が、盛んに聞こえてきますが、「ホトトギス」の声を聞くことはできませんでした。朝の涼しい時間帯がよいかも・・・。 でも、緑の森を涼しい風がぬけて、しばし暑さを忘れるひと時となりました。

地蔵寺周辺の風景