‘保存樹木’ カテゴリーのアーカイブ

最近の事象をひろう

2012年6月6日 水曜日

●今日(6月6日)は、金星の「太陽面通過」が見える日でした。午前10時頃フォレストガーデンの畑で太陽グラスで観察する。肉眼では、わずかに太陽左上に小さな斑点が見えた。この前の金環日食は失敗したのでもう一度と試みて、やっとのことで太陽を撮ることができた。デジカメの為、斑点は無理でした。次回は2117年とのこと・・・・。

金星・太陽面通過(金星はどこ?)

●鉢に蝋梅の実を蒔いてから、4月中旬ごろ発芽し、ゆっくりとだが成長してきました。2月のウォーク(2012年2月5日投稿記事参照)で蝋梅の種をもらってものです。これからの成長が楽しみです。

蝋梅の若木

●また、ムクロジの木が3年目を迎え、身長を越えるまでに成長してきた。逆瀬川・勝山邸の「堺市指定保存樹木」の種を譲り受けたものです。来年には里山に還してやりたいと考えています。

ムクロジの若木

「ベルの森」をみる

2012年1月28日 土曜日

●先日、用事があってベルランド病院に行った時、病院の南斜面に「ベルの森」(堺市東区東山)があるのを思い出す。それは2年前に陶器川流域にある「堺市指定保存樹木」を訪ね歩いた時に、この森を見たことがあります。久しぶりに行ってきました。

「ベルの森」案内板

●ベルの森が興味深いのは、長い年月をかけて野鳥によっては運ばれ、生長した樹木で形成されていることです。この森は「河畔林の名残である斜面林」であるという(案内板より)。クスノキやナナミノキの大木が辺りを圧倒しています。

ナナミノキ

●また、この森は多くの種類の樹木で成り立っています。カシの木(ブナ科)でも、アラカシ・シラカシ・シリブカガシ等があります。タヌキ・キジバト・ヒヨドリ・メジロ・シジュウガラ・・多くの動物も来ているという。アラカシの葉を食べる「ムラサキシジミ」の幼虫や、「アオスジアゲハ」も見ることが出来るとのこと。多様な生き物が住むベルの森でした。

クスノキ