●先日、友人たちと高野山を散策した。雨上がりの杉木立を涼風がぬけてゆく。杉の大木は「特別母樹林」として、樹齢約200~600年、739本が指定されているという。
●多くの墓所の中に芭蕉の句碑(2012年12月記事参照)や与謝野晶子の歌碑を見ることが出来る。 やははだの あつき血潮に ふれもみで さびしからずや 道を説く君 与謝野晶子
●高野山の夏は下界より5℃位低いといわれている。観光客や外国人の人たちで賑わっていた。その参道の脇に紫陽花が咲いていた。まだここはそんな季節でした。
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●最近、用事があって湊駅(南海本線)近くに行きました。駅の西側は、臨海工業地帯の工場・コンビナート等が広がっている。以前は駅前も賑わっていたという。今はその面影はなくなっていた。
湊駅周辺の街並み
●駅の東出口の小さな駅前広場には、与謝野晶子の歌碑が建っていた。歌碑には、達筆な字で二つの歌が刻まれていた。
ちぬの浦いさな寄るなるをちかたは ひねもす霞む海恋しけれ
夕されば浜の出島のうたひめの 島田にまじりかはほりぞ飛ぶ
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