‘観光地’ カテゴリーのアーカイブ

伊勢路を巡る(2)

2012年1月25日 水曜日

●伊勢神宮を参拝した後、旅の楽しみの一つは何と言っても食事です。昼食は「麦酒蔵びゃぐら)」(伊勢市神久)という店でした。「昭和初期の蔵を再生建築」したレトロ雰囲気の店造りで、1Fでは地ビール「伊勢角屋麦酒」の工房となっていた。「枡(ます)御膳」には地元のカキやエビの料理、魚の造り・煮物等がそれぞれ枡に盛付けられ、食欲を一層引き立ててくれる。地ビールもコクがあり、のどごしを満足させるものであった。

「麦酒蔵」の外観

●付近には、「川の駅二軒茶屋」という設備があり、瀬田川の土手には舟参宮の「舟着場」が再現されていた。明治5年に明治天皇が「伊勢神宮参拝」の為に舟を着けたという大きな「石碑」もありました。

二軒茶屋餅店(裏に船着場)

●その後「二見興玉神社」に参拝する。「沖合700m先に猿田彦大神縁りの興玉神石が鎮まり・・」と言われ、夫婦岩が鳥居とみなされている。5~7月頃、夫婦岩の間から日の出を見ることが出来るとのこと。特に夏至の前後の天気のいい日は、遠く富士山の背から、日の出が見えるという。                            伊勢路を巡るツアー、元気な地域の人達と共に楽しい一日を過ごしました。

夫婦岩(二見興玉神社)

伊勢路を巡る(1)

2012年1月21日 土曜日

●20日(金)、地域の“老人クラブ連合会”で伊勢神宮等の「新春初詣」に行く。あいにく朝から久しぶりの雨で、伊勢神宮の森は靄の中に水墨画のように浮かび上がっていた。五十鈴川に架かる橋を渡り、杉の巨樹の森を抜けると、階段の頂の上に「正宮」が現れた。

伊勢神宮・正宮と杉の巨樹

●何回か訪れたのだが、今回は来年に「第62回式年遷都」となる築造中の現地(白いシートで養生)を見ることが出来ました。バスガイドさんの話では、築造に要する柱は千年以上の樹齢が必要とのこと。その為、すでに宮崎県内の山林には、苗木が植林されているとのことであった。「鎮守の森」が悠久の時をこえ、千年先の未来をも育んでいるようです。

伊勢神宮・鎮守の森

●近くにある「猿田彦(さるたひこ)神社」にも参拝をする。「猿田彦大神の御裔が・・皇女倭姫命に五十鈴の川上を献上し、伊勢の神宮の御創建に尽くされた・・」とのこと(パンフより)。そのことから「建築、方除け、開運、事業発展・・・の御神徳」があるという。           また、伊勢神宮前の「おはらい町」や「おかげ横丁」では多くの人で賑わっていました。

猿田彦神社