‘自然の風景’ カテゴリーのアーカイブ

“あまみ温泉”のこと

2011年8月31日 水曜日

先日、地域の人たちと南海高野線「天見」駅近くのあまみ温泉南天苑を訪ねてみました。南天苑本館は古来の鉱泉が湧くこの地に、昭和10年堺大浜の「潮湯別館」を移築し、高野山参詣のための温泉旅館にしたのが始まりだという。                      天見の里の深い緑に囲まれて、風格ある建物が見えてきました。建物は平成15年に国の文化財として登録されたという。

南天苑の入口

敷地3,000坪には、池を中心に松・桜・カエデ・南天・・・の木々、野草、庭石等で、静かな日本庭園を形作っています。その庭園の片隅の池にピンク色の大きな「蓮の花」が咲いていました。

蓮の花

天見温泉は「天然ラジュウムを含み発汗作用と新陳代謝により健康と美容にも効用がある」(パンフより)という。入浴後の食事も一層おいしく頂くことが出来ました。                       庭の植え込みの中に「萩の花」がちらほらと咲き始めていました。もう秋の気配を先取りしている様でした。

萩の花

天見の里を歩く(2)

2011年7月14日 木曜日

「ホトトギス」の地蔵寺を訪ねたあと、南海高野線・天見駅の西側にある「八幡(はちまん)神社」に行くことにしました。国道371号線を橋本方面に進めます。歩道がほとんどなく注意が必要です。       約1.5km、20分歩くと天見地区の交差点に着きました。そこを右折して狭い町道を上がってゆきます。

天見の里

山間の段々となった田圃に沿って進めます。やがて、深い谷にかかる朱色の橋と鎮守の森が見えてきました。楠木の大木、こじんまりした八幡神社は山の斜面にあります。石清水八幡のご神体を勧請し、鎌倉時代には隆昌したという。                            境内の奥には大阪府指定天然記念物「大いちょう」がそびえていました。樹高30m、幹周り5.5m、樹齢400年という。

「大いちょう」

この流谷地区の林道を上流へと歩くと、「岩湧山」中腹の「岩湧寺」や「四季彩館」へと通じます。かなり以前にこの道を通り、岩湧山~滝畑ダムへと歩きましたが、その時の頃を思い出しました。天見の里を歩き、まだ見ぬ「ホトトギス」を巡る探訪は、これからも続きそうです。

八幡神社を望む