●先日、天見の郷を散策した。最初に地蔵寺(河内長野市清水)を訪ねてみた。境内は深い森と鮮やかに紅葉したモミジ・カエデに被われていた。本尊の地蔵菩薩半跏坐像は仏師運長の作という。また、ホトトギスの名勝でもある。事前に予約して境内の庭を見せていただいた。(昨年7月10日記事参照)
●境内の鐘楼のある築山には、多くのモミジや枝垂桜の巨樹などの木々がある。苔むした地面に、その落葉が敷き詰められているようであった。
●境内の正面に本堂、横に庫裏などが配置されていた。森の斜面にはシャクナゲ、アセビ、杉木立等が植生されていた。静寂な空間と少し冷たい風が身を引き締めてくれる。