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「ベルの森」をみる

2012年1月28日 土曜日

●先日、用事があってベルランド病院に行った時、病院の南斜面に「ベルの森」(堺市東区東山)があるのを思い出す。それは2年前に陶器川流域にある「堺市指定保存樹木」を訪ね歩いた時に、この森を見たことがあります。久しぶりに行ってきました。

「ベルの森」案内板

●ベルの森が興味深いのは、長い年月をかけて野鳥によっては運ばれ、生長した樹木で形成されていることです。この森は「河畔林の名残である斜面林」であるという(案内板より)。クスノキやナナミノキの大木が辺りを圧倒しています。

ナナミノキ

●また、この森は多くの種類の樹木で成り立っています。カシの木(ブナ科)でも、アラカシ・シラカシ・シリブカガシ等があります。タヌキ・キジバト・ヒヨドリ・メジロ・シジュウガラ・・多くの動物も来ているという。アラカシの葉を食べる「ムラサキシジミ」の幼虫や、「アオスジアゲハ」も見ることが出来るとのこと。多様な生き物が住むベルの森でした。

クスノキ

泉北すえむら資料館

2012年1月11日 水曜日

●今日、大蓮公園への緑道を歩いた。冷たい北風の吹く曇天の日であったが、意識して速く歩くと体が温かくなってくる。大蓮公園の中にある「堺市立泉北すえむら資料館」に、久しぶりに見学してみた。

堺市立すえむら資料館

●館内の展示室が、すっきりと改装されていました。第1展示室<須恵器の歴史>、第2展示室<土器・陶磁器の歴史>、第3展示室<重要文化財と堺の歴史資料>に区分され、分かり易く解説されています。                                       特に須恵器のⅡ型式(6世紀~7世紀初頭)「いかるがに運ばれた須恵器」のコーナーでは、藤ノ木古墳で出土されたものと同じ高杯(たかつき)が展示されていた。

いかるがに運ばれた須恵器

●また、堺の歴史をたどるように縄文・弥生時代の土器類~堺環濠都市~江戸時代~近代に至るそれぞれの資料・地図等が展示されています。                                     館を出て大蓮池を望むと、水鳥がのんびりと戯れていた。

弥生時代の土器他