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比叡山と講話

2013年5月25日 土曜日

●先日、地域の人たちと、滋賀県の比叡山へ行く。数10年振りである。深い緑と杉木立の中に、延暦寺の堂宇が配置されている。

根本中堂

●講演は「一隅を照らす」と題して、赤松光伸氏(延暦寺一山金台院住職)の話が始まった。氏は最近の世情や憲法を変える動きなどを取り上げながら、「間を持つことが大事だ」という。「物事をありのままにみる」こと、「自分は、自分以外のものを食べ、自分として生きている」こと。一呼吸置いて考えてみるという。(座禅止観)                 孫にお手伝いさすと、自分以外のものが生きていることを知る。「一隅を照らす」ことにつながる。等々の講話であった。

阿弥陀堂

●境内の一部であるが、根本中堂、文殊楼、東塔、阿弥陀堂を見学する。いずれも比叡山の森の中に静かに鎮座していた。参道脇にひっそりと一輪の「マムシグサ」が咲いていた。

マムシグサの花

六甲山から有馬へ(2)

2013年4月30日 火曜日

●六甲山最高峰での昼食後、有馬温泉へ向かう。一軒茶屋から魚屋(トトヤ)道を下る。江戸時代ごろから瀬戸内海で獲れた魚介類をこの道を通って有馬へ運んだという。

魚屋道を歩く

●道はなだらかな下り坂となっている。六甲山系の山々を見ながら進めると、「ブナ林」の案内板のある所に通りかかった。ブナやイヌブナの生えている数少ない場所だという。他にオオカメノキやシロバナウンゼン(ツツジ)の木々も植生しているとのこと。オオカメノキが花を咲かせていた。

オオカメノキの花

●途中、休憩所で一休みした後、登山道を下って有馬温泉に着いた。山頂から約1時間30分であった。旅館、ホテル、土産店の並ぶ一角に「金の湯」がある。文字通り金色の湯につかると疲れもとれる。湯上りのビールが、またおいしい。(極楽・ごくらく・・・)

「金の湯」の足湯